CEOから補足説明がでました。
https://cross.technology/news20210421.html
一つずつ見ていきます。
プロジェクトアップデートに向けて
今回のRebornはプロジェクトをコンパクトにまとめるためではない。とあります。
ユーザー側から見た発表直後の印象では、コンパクトにまとめるためと映っていましたが、今回の補足で、そうではなくアップデートであると言われています。
以下の説明からそのことを見ていきましょう。
これからのCROSSTECH
「ずっと応援してくれる投資家のみなさん、スタッフ、家族、そして何よりもCROSSTECHチームで描いたビジョンを形にするために、これまでに積み上げてきたノウハウがあり、それら全てを原動力に今回Rebornに踏み切る事が出来ました。」
とある通り、この項目では、誰のために何がしたいのか。
投資家への想いがちゃんと伝わる内容になっていたので良かったと思います。
アップデート項目
永久ロックXEXがスワップできるようになったのは素直に嬉しかったです。
また、スワップ交換レートが4月15日の18:00時点の価格ではなく、0.005へ変更となった事もユーザーへの歩み寄りが見れました。
XCRの買取オファーについて
現時点でXCRを大量に購入したい大口投資家たちがいるというのは良いことです。
既存ユーザーからの評価だけでなく、外部の客観的観点からCROSSプロジェクトへ投資したい投資家がいるという事実を知ることができたからです。
さらに、
今回購入されたXCRは、上場後に1年以上のロック期間を設けた後、そこからさらに1年かけて12分割で購入者に配布される条件
ということですから、まず1年間は完全ロックで売り圧になりません。その後も12分割であれば既存XCRホルダーも安心です。
それだけロック期間が続いたとしてもXCRが欲しいというオファーがある時点でCROSSプロジェクトは長期的に期待されています。
また、相対取引ですから、売りたい側が価格に同意して初めて取引が成立します。
このようなオファーがあったからこそ、ファンド資金の負担が減って0.005への押し上げも可能になったとのことです。
バイバックのレートを正しくご理解いただくために
こちらは、変更なく0.003でした。
あれだけユーザーからの強い要望があってもこのレートの変更がないということは、
この価格に運営側の強い意志を感じます。
補足説明の中で、XEXの流通枚数や最大スワップ枚数などが明確にされています。
これを提示したのは、おそらくユーザー側で計算している流通枚数と運営側での計算方法に乖離があったからでしょう。
ここで認識のズレがあると、「もっと買い取れるのでは?」との声が上がってしまうところですが、しっかりと数値を提示してくれていればユーザーも正しく計算できます。
現在のXCRの流通量が4.5億枚で、
XCRへのスワップ枚数が、最大36.7億XEXです。
Rights tokenへのスワップXEX枚数が、最大40.9億XEXです。
XEXがすべてスワップされた場合、XCRの流通量4.5億枚に1.75億枚がプラスされます。
※5%のボーナスも含まれています。
0.002のままであったとしたら7000万枚のプラスでした。
仮に0.01でスワップだった場合は、4.5億枚に最大で3.5億枚のプラスになりますから、確かにこれではXCRがだいぶ希釈されて負担が大きいですね。
0.005は最適な妥協点だったのかもしれません。
また、安心材料として運営側のXEXやKOIN、プライベートファンドのXEXはバイバックもスワップもせず投票権もないとのことで、このことからファンド資金はユーザーのために使うという意思を感じ取れます。
売却して離れていくことを決めているユーザーのためにファンド資金を使うのではなく、スワップ後も一緒に歩み続けてくれるユーザーを一番大切にしたいからこそのバイバック0.003であれば納得できます。
運営の方針
スワップして長期で保有するホルダーへ還元するためのファンドであり仕組みづくりだということですね。
そのうえで、今までは保管だけだったのが利益を生み出すために運用を行うということです。
このような想いを積極的に言葉にしてユーザーに届けるというのは非常に大切です。
なぜなら、ユーザーは運営が何を考えているのかが分からないまま時間だけが経過すると、あれこれと余計なことを考え始め不安になります。
それは当然の心理ですから、そうなる前に、運営は定期的にユーザーに発信していく勤めがあります。
これまでは内部の事情で相当厳しい状況に追い込まれていたようですが、今後はそれを証明するために違いを見せてもらいたいところです。
さらに、
「根本的なファンドの使用用途が単純な買い戻しだけではない」というのは重要です。
これまではXEXの買い支えのために使うという用途だけでしたが、それだと短期的なPumpにしかならず、運営の動きもユーザーに読まれてしまいますから、売り圧にしかなりませんでした。
そこを読んだうえでファンド資金を今まで動かさなかったことが正解であり、今後はULTOREXにて運用していくことも大いに期待していいと思います。
少なくとも、現行のままよりはずっと良い方向へ進もうとしていると思います。
今後は分散してポートフォリオ運用を行って、運用益を毎月公開してくれるとのことでそこも安心材料です。
また、スワップホルダーはXCRとRTの2つを同数保有できる特典がありますが、売り圧にならないようにRTでインカムを得るためにはXCRはステーキングし続ける必要があります。
これはうまい仕組みになっていますし、インカムを得るのであれば当然でしょう。
そのようにして統合することになっても2つの役割に分けたことによって、XCRが配当型トークンではなくユーティリティトークンとして存在することで大手取引所に上場しやすい環境を整えたことも大きな前進です。
最後に、
「最後まで残るトークンホルダーが1番幸せになるファンドの使い方」をすると明言してくれています。
ファンドは運用のためにあるのではなく投資したユーザーのためにあるという認識のもとプロジェクトを進めていくというのも非常に大きな安心材料であり、ユーザーはそのような運営の明確な意思表示を必要としていました。
今までとこれからの違いを見せてくれることを期待して、私は「賛成」に投票します。
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