昨日、CROSSTECH seminarの動画が公開されました。
CROSSの設計図の作成を行った高橋宏尚博士と企画開発を行う中西さんが、暗号資産市場の経済の考察とCROSSTECHの今後のビジョンについてお話されています。
CROSSTECH for a sustainable future
Future of CROSSTECH Seminar
視聴はこちら⬇️
00:00:00 オープニング
00:00:31 高橋博士ご紹介とご挨拶
00:06:38 アフターコロナ渦中の経済考察と暗号資産市場
00:29:26 SDGsを実現するためのテクノロジー
00:48:37 WEB3.0と実効経済ストックマネーについて
00:54:46 これからの暗号通貨市場
01:04:28 コロナ渦後の資産
01:05:51 高橋博士/中西氏登壇
01:09:23 高橋博士・中西氏ディスカッション
01:10:22 CROSSと暗号通貨市場について
01:22:00 NFTの可能性
01:25:32 CHCROSSTECHの現状とこれから
01:30:10 CROSSVALUE chainについて
https://cross.technology/news20210921.html
https://twitter.com/exchange_cross/status/1440194263896055818
時間が限られている方は、最後の20分だけご覧になられても良いと思います。
私たちユーザーは、
CROSSexchangeとKoindexがULTOREXに統合され新しい取引所が誕生する日を心待ちにしています。
その待ち方は人それぞれだと思います。
この動画の中でも高橋博士が仰られてましたが、
基本的に暗号資産は長期ロングのスタンスが良いというのは、フィアットの価値がこれからどんどん無くなっていくからです。
そのため物価が上昇し、暗号資産の市場規模もますます大きくなっていくと言われています。
よって、短期トレードを繰り返しながらフィアットに戻すよりもガチホして暗号資産の価値が上がり続けていくのを待つ方が賢明だと考えています。
さて、私たちの最大の関心事は、
その新しい取引所においてXCRがいつ上場し、どのくらいの価値を生み出してくれるのか。です。
それにはタイミングが非常に重要になってくるのですが、そのことについて中西さんが最後の20分の中で説明されていました。
「XCRのポテンシャルについて、今上場していないメリットは大きい」と。
それは一理あると思います。上場後は市場が価格を決めます。
現在は暗号資産全体の市場がどんどん膨れ上がってます。
それだけでXCRは2年前よりも現時点で10倍以上のポテンシャルを秘めていることにつながります。
そのころは100億円規模であればある程度大きな市場でしたが、
今は1000億円規模でようやく80位くらいです。(Enjin Coin82位)
その意味では100位以内に入ることができていれば優良プロジェクトと言えるかもしれません。
暗号資産全体の市場が拡大するほどに、その中においてCROSSVALUEchainの存在感が増すことで価値は無限大に大きくなります。
大切なのは、いかに世の中で必要とされる技術を着実に提供でき使用されるかです。
その点、高橋博士はSuicaの生みの親ですから、世に認知してもらい使用してもらう方法をすでに確立しています。
また、ドミナンスで市場を見るとBTCの占有率が少なくなってきています。
https://coinmarketcap.com/charts/
2017年には80%以上だったのが、現在では40%台にまで下がってきています。
その代わりアルトコインの割合が徐々に高くなってきています。
今後、用途に応じてさらに多くのアルトコインが出現することが予想されます。
CROSSVALUEchainは暗号資産のインフラ事業を提供してくプロジェクトと紹介されています。
この動画の中でも説明されていましたが、
現在の暗号資産には以下のような様々な問題点があります。
・現在のPOW方式(マイニング)は電力を使っている。
・EHTは送金手数料が高い。
・ブロックチェーン同士の連携の問題
・ウォレットの問題点=間違ったアドレスに送ると戻ってこない。
CROSSVALUEchainは、これらの問題をインフラ事業として解決していくとのことです。
しかし、今私たちが疑問に思うのは以下のようなことではないでしょうか。
・NFTといっても、すでにそのプラットフォームになるようなプロジェクトがすでに先行しているではないか。
・それらに後れを取っている状態において割った入っていくことが本当に可能なのか。
現在、巨大なNFTプラットフォームとしてSoranaが10位以内に入る急成長を見せています。
しかし、大きな注目を集めたのは「Degenerate Ape Academy」というNFTプロジェクトを先月8月に立ち上げてからです。
では、ソラナ(SOL)はいつ上場したかというと、昨年2020年4月です。
初値は$0.78ですが、現在は$126です。1年半で100倍以上の上昇を見せています。
直近での爆上げのきっかけは、
「実際にソラナを購入し、そのスピードと低い取引コストを体験して、多くの人はより強気になった」ことのようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f071278bb436e94bc909c230de5b453dc663d8f4
このケースから分かることは、ソラナが大注目を集めるようなプロジェクトを完成させてから上場したのではないことです。
ADAも上場後に数年経ってようやくステーキングできるようになりました。
確かに、CROSSVALUEchainは100年先を見据えてインフラ構築していると思いますし、
現在世に出回っているものよりもさらにアップデートしてNFT特性がさらに高いものを作るのだと思います。
しかし、これも高橋博士が仰っているように、今の時代の流れが50年かけて達成するものを10年でやろうとしているのです。
暗号通貨市場は1年で劇的な変化を見せます。今月の常識が来月には入れ替わっていたりします。
その中で問題点を見据えてインフラ構築していくことは非常に大切ですが、
ある程度の基盤が出来たら、今後の可能性の大きさを世に示した上で、まずは上場させるということも大切ではないでしょうか。
今トップ10に入るような通貨であっても完ぺきになってから上場したわけではありません。
実際すべての暗号通貨がこれからの将来性に投資しているのが現状です。
ULTOREXのオープンが可能になったら、あまり日を置かずにXCRを上場させることが必要だと個人的には思います。
100位以内に入れる規模での上場で2年前の10倍以上の市場価値がすでにあるはずです。
本当に世の中に必要とされるプロジェクトであれば、うまく認知されるだけで1000億円規模も射程圏内ではないでしょうか。
今回の動画にあるようなボリューム、それ以上の内容でCROSSVALUEchainの将来像を明確に世の中に提示できるのであれば
継続的に、定期的にそれを行いながら自信をもってXCRを市場に送り出すことは可能です。
自分たちのプロジェクトに自信をもってやっているのであれば、今後もそれを示し続ければよいのです。
上場させた後からもプロジェクトの開発は進む訳ですから、一つずつ公開させていくことで信頼を勝ち得て行けます。
その都度、新たなプロジェクトが流行っていたとしても、
その問題点を指摘し、CROSSVALUEchainならこう解決すると示していくこともできます。
2015年から存在するETHでもまだまだ開発中です。
100年先を見据えることは素晴らしいと思いますが、だからといって上場のタイミングが伸び続けることはマイナスです。
今回の動画で、高橋博士が世界の動向をどのスケールで捉えていて、どのくらい先を見据えておられるのか、わずかですが垣間見ることが出来ました。
これはとても大切なことで、それがCROSSユーザーにとっての根本的で大きな安心材料になるわけです。
ですからそこがブレなければ全く問題ないと思います。
逆に、今までこのような情報公開の機会が無さ過ぎたのではないでしょうか。
そこが、既存ユーザーから見ると放っておかれている感、大切にされていない感につながるのです。
「もっとオープンにしたらいいのに。」というのが個人的な感想です。
この動画の内容にしても別に他社に隠すようなことでもないわけですから、まずは既存ユーザーを安心させることに注力してもらいたいです。
開発スピードは非常に重要です。
世の中の流れに置いて行かれるならいつまで経っても必要とされないからです。
それと同じくらい、情報を発信し続けることも重要です。
どんなに自信と技術があっても知られなければ必要ともされないからです。
確かな技術力と情報発信力が掛け合わされて世の中に必要とされるプロジェクトになります。
今はその途中経過でいいわけです。
完ぺきなプロジェクトが一つもない以上、CROSSVALUEchainも今完ぺきである必要はありません。
暗号資産市場はBTCを含めすべて将来に対する投資です。
ユーザーは将来を思い描けるプロジェクトに投資しています。
それを思い描かせることが継続できれば、後からそれが現実となって実を結びます。
生れてから歩けるようなり、走れるようになれば大人になっていきます。
近々また新たな進展があることを心待ちにしています。